虫歯画像
虫歯は早期発見・早期治療が大切だとはいいますが、専門知識のない患者にとって自覚症状が出る前に虫歯を発見したり、適切な治療を受けることは至難の業です。クリニックによってその治療法はさまざまですし、必ずしも十分な説明をしてくれる良心的な医師に出会えるとは限りません。
患者単価の安い保険診療をメインに行っている歯科医院などでは、数をこなさないと医院経営が成り立たないため、丁寧な説明をする時間が取れません。もっとその人に合った治療法があったとしても、知識のない患者側はそれを知らないまま治療が開始されてしまうことがあるのです。
そのため、治療を受けるにあたり、患者側も虫歯に関する知識を勉強しておくことが大切です。最近では、インターネット上のサイトでさまざまな症例とそれに適した治療法などを沢山の虫歯画像を使って紹介しています。
自分では見えにくい虫歯ですが、鮮明な虫歯画像を用いた説明によって、虫歯ができやすい場所や部位について理解することができます。また、歯科医院の中には、患者のストレス軽減のためにさまざまな症例の虫歯画像を使って、丁寧な説明をしてくれる所も増えてきました。
歯科治療を円滑にすすめるために、デンタルアンサーという口腔内説明用ソフトを導入しているクリニックもあります。デンタルアンサーは、5000枚もの症例画像が分類整理されており、患者一人一人に合わせた画像を使って症例を紹介、治療方法や虫歯の経過を分かりやすく説明するシュミレーションソフトです。
また、患者の虫歯の状態を口腔内カメラで撮影し、虫歯画像を見ながら治療をしてくれる医院もできてきました。目に見えない初期の虫歯を発見できる「初期虫歯画像診断システム」(QLF法=Quantitative Light Fluorescence)というものも開発されています。
このように、言葉だけでは理解しにくい口のなかの状態も、さまざまな虫歯画像が提示されることによって理解が深まり、納得して治療を受けることができるようになってきたのです。
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